Zoom同時通訳のやり方を解説!設定方法・よくあるトラブル・注意点
更新日:2 日前
Zoomの同時通訳機能は、国際会議や多言語セミナー、企業ウェビナーなどで、参加者が聞きたい言語の通訳音声を選べる機能です。
便利な機能である一方、実際に使用する際は、ホスト側の設定漏れや通訳者の参加方法、音声の聞こえ方などでトラブルが起こることもあります。
また、利用できるアカウントや会議の設定、録画方法、使用する端末によって、一部の機能や操作方法が異なる点にも注意が必要です。
本記事では、Zoomの同時通訳機能を利用するための事前設定やよくあるトラブル、注意点について解説します。
Zoomの同時通訳機能の特徴

Zoomの同時通訳機能は、ホストが通訳者と担当言語を設定し、参加者が聞きたい言語の音声を選べる機能です。
主な特徴は、次の通りです。
通訳者が言語ごとの音声チャンネルで話せる
参加者が聞きたい言語を選べる
オリジナル音声をミュートできる
AIによる自動通訳とは異なり、人間の通訳者が対応する
以下からは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
通訳者が言語ごとの音声チャンネルで話せる
ホストは、ミーティングやウェビナーの参加者を通訳者に指定し、担当する言語を割り当てられます。
たとえば、日本語の講演を英語に訳す場合、通訳者は登壇者の日本語を聞きながら、英語の音声チャンネルへ通訳音声を流します。
英語を聞きたい参加者は、該当する言語チャンネルを選択して視聴します。
複数の言語に対応する場合や、複数の通訳者が交代しながら担当する場合は、次の内容を事前に決めておきましょう。
誰がどの言語を担当するか
どの言語からどの言語へ通訳するか
通訳者が交代するタイミング
交代時の連絡方法や進め方
担当や交代方法が曖昧なまま開始すると、参加者が正しい言語チャンネルを選んでも、通訳音声が聞こえない可能性があります。
本番前のリハーサルで、通訳者の割り当てや交代方法、参加者までの音声の流れを確認しましょう。
参加者が聞きたい言語を選べる
参加者は、Zoomの画面に表示される「通訳」または「Interpretation」から、聞きたい言語を選択します。
言語を選んでいない場合は、基本的に登壇者が話しているオリジナル音声が流れます。
参加者側で操作が必要になるため、主催者は事前に選択方法を案内しておくことが重要です。
企業イベントでは、次のような方法で伝えるとわかりやすくなります。
開催前の案内メールに操作方法を記載する
開始前の待機画面に手順を表示する
イベント冒頭で言語の選び方を説明する
パソコンとスマートフォンでは操作する場所が異なる場合があります。
参加者が使用する端末を想定し、それぞれの画面に合わせた案内を準備しましょう。
オリジナル音声をミュートできる
通訳チャンネルを選択すると、通訳音声とともに、登壇者のオリジナル音声が小さく流れることがあります。
原音と通訳音声が重なって聞き取りにくい場合は、「オリジナル音声をミュート」または「Mute Original Audio」を選択すると、通訳音声を中心に聞けます。
参加者から次のような問い合わせがあった場合は、オリジナル音声の設定を確認しましょう。
2人の声が重なって聞こえる
登壇者の声が残っていて集中しにくい
選択した言語の音声が聞き取りにくい
言語を正しく選べていても、オリジナル音声が残っていることで聞きづらくなる場合があります。
トラブル対応では、言語の選択状況とあわせて確認することが大切です。
AIによる自動通訳とは異なり、人間の通訳者が対応する
Zoomの同時通訳機能は、人間の通訳者が訳した音声を、言語ごとのチャンネルに流す仕組みです。
Zoomが登壇者の発言を自動で音声翻訳する機能ではありません。
Zoomには、発言内容を別の言語の文字で表示する翻訳字幕など、同時通訳とは異なる機能もあります。
それぞれの違いは、次の通りです。
機能 | 内容 | 参加者への伝わり方 |
同時通訳機能 | 通訳者が発言を聞いて別の言語に訳す | 通訳音声で聞く |
翻訳字幕 | 発言内容を自動で翻訳する | 画面上の文字で読む |
人による音声通訳が必要なのか、翻訳字幕で対応できるのかによって、必要な準備や運営体制は変わります。
国際会議や重要な商談など、発言の意図や細かなニュアンスを正確に伝える必要がある場合は、通訳者を配置した運用が適しています。
イベントの目的や内容、参加者の言語に合わせて、使用する機能を決めましょう。
Zoom同時通訳配信の設定方法

Zoomの同時通訳機能は、次のように配信側が事前に通訳機能と通訳者を設定し、当日に視聴者が聞きたい言語を選択する流れで利用します。
配信側の設定
視聴者の設定
ここからは、それぞれについて詳しく解説します。
配信側の設定
配信側では、Zoomウェブポータルで言語通訳機能を有効にし、予定しているミーティングまたはウェビナーに通訳者を登録します。
基本的な設定手順は、次の通りです。
利用条件を確認する
言語通訳機能を有効にする
使用する言語を登録する
予定ミーティングまたはウェビナーを作成する
通訳者と担当言語を登録する
デスクトップアプリから通訳を開始する
以下から、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.利用条件を確認する
はじめに、使用するZoomアカウントで言語通訳機能を利用できるか確認しましょう。
組織の管理者によって機能が無効にされている場合は、管理者に設定の変更を依頼してください。
2.言語通訳機能を有効にする
Zoomウェブポータルへサインインし、「設定」から「ミーティング」を開きましょう。
「ミーティング内(詳細)」にある「言語通訳」をオンにしてください。
設定を変更できない場合は、アカウントやグループ単位で設定が固定されている可能性があります。
3.使用する言語を登録する
イベントで使用する言語が一覧にない場合は、必要な言語を追加します。
複数の言語に対応する場合は、実際に使用する言語だけを登録しておくと、当日の選択ミスを防ぎやすくなります。

4.予定ミーティングまたはウェビナーを作成する
言語通訳機能は、事前に作成したミーティングまたはウェビナーで設定します。
ミーティングIDは、個人ミーティングIDではなく、自動生成されるIDを使用してください。
5.通訳者と担当言語を登録する
通訳者のメールアドレスを入力し、通訳元と通訳先の言語を設定しましょう。
たとえば、日本語を英語に訳す場合は、日本語と英語を担当言語として割り当てます。
事前に登録した通訳者は、登録したメールアドレスと同じZoomアカウントで参加する必要があります。
異なるアカウントで参加すると自動で通訳者として認識されないことがあるため、事前に確認しましょう。

6.デスクトップアプリから通訳を開始する
当日は、ホストがWindowsまたはmacOSのZoomデスクトップアプリからミーティングを開始しましょう。
画面下部の「通訳」または「Interpretation」を開き、通訳者が参加していることを確認したうえで、通訳セッションを開始してください。
ボタンが表示されていない場合は、「詳細」または「More」の中を確認します。
通訳開始後も、必要に応じて通訳者の追加や担当言語の変更が可能です。
通訳者や登壇者のZoomアプリが古いと、ボタンが表示されない、正しく音声を送れないといったトラブルにつながる可能性があります。
本番前に使用する端末とアカウントでリハーサルを行い、通訳音声が参加者側まで届くことを確認しておきましょう。
視聴者の設定
視聴者には、ミーティングまたはウェビナーへ参加した後、自分で聞きたい言語を選択してもらいましょう。
パソコンから参加する場合の基本的な手順は、次の通りです。
コンピューターオーディオでZoomの音声に接続する
画面下部の「通訳」または「Interpretation」を開く
ボタンが見つからない場合は「詳細」または「More」を開く
聞きたい言語を選択する
通訳音声だけを聞きたい場合は「オリジナル音声をミュート」を選択する

スマートフォンやタブレットでは、「詳細」から「言語通訳」または「Language Interpretation」を開き、希望する言語を選択します。
参加者が言語を選択しないままでは、希望する通訳音声を聞けないことがあります。
そのため、主催者は開催前の案内メールや待機画面、イベント冒頭の説明で、次の2点を伝えておくことが大切です。
聞きたい言語の選び方
オリジナル音声をミュートする方法
また、電話回線でZoomの音声に接続している場合は、通訳チャンネルを利用できません。
会議の音声には、コンピューターの音声接続またはVoIP経由で参加する必要があります。電話回線や通話機能を使用した場合、通訳を聞くことはできません。
引用元: Zoomサポート「会議やウェビナーで通訳を活用する」
電話回線で接続している場合は、コンピューターオーディオやインターネット経由の音声に接続し直してもらいましょう。
Zoom同時通訳のよくあるトラブル

Zoomの同時通訳機能は、アカウントやミーティングの設定だけでなく、通訳者の参加方法や音声チャンネル、通信環境などが正しく整っていないと利用できません。
本番で問題が起きたときは、症状に合わせて確認項目を一つずつ切り分けることが大切です。
Zoom同時通訳でよくあるトラブルは、次の通りです。
同時通訳機能が表示されない
通訳者として参加できない
音声が聞こえない
通訳音声が二重に聞こえる
通訳音声が途切れる
言語選択をしているが、音声が聞こえない、またはオリジナルの音声のみ聞こえる
ここからは、トラブルごとの主な原因と対応方法について解説します。
同時通訳機能が表示されない
ホストの画面に「通訳」や「Interpretation」が表示されない場合は、次の項目を順番に確認します。
言語通訳機能を利用できるZoomアカウントか
アカウント、グループまたはユーザーの設定で言語通訳が有効になっているか
ミーティング作成時に言語通訳を有効にしたか
ミーティングIDを自動生成にしているか
個人ミーティングIDやインスタントミーティングを使用していないか
ホストがWindowsまたはmacOSのデスクトップアプリから参加しているか
「通訳」が「詳細」や「More」の中に隠れていないか
設定が正しくても、スマートフォンのアプリやWebブラウザから参加していると、ホストが通訳セッションを開始・管理できない場合があります。
参加者として通訳音声を聞くことはできるものの、運営側はデスクトップアプリを使用するのが基本です。
本番直前に機能が表示されない場合は、まずミーティングの作成方法と、ホストが使用している端末を確認しましょう。
通訳者として参加できない
事前に登録した通訳者が自動で認識されない場合は、ミーティングに参加しているZoomアカウントを確認します。
通訳者は、事前登録に使用したメールアドレスと同じZoomアカウントでサインインして参加する必要があります。
招待URLが正しくても、別のアカウントで参加していると、通訳者として認識されないことがあるためです。
自動で認識されない場合は、ホストが参加者一覧から該当者を選び、当日の通訳者として手動で割り当てます。
あわせて、次の項目も確認しましょう。
Zoomへサインインして参加しているか
登録したメールアドレスと参加中のアカウントが一致しているか
コンピューターオーディオで接続しているか
ウェビナーの場合は、通訳者がパネリストとして参加しているか
通訳元と通訳先の言語が正しく割り当てられているか
電話回線から音声に接続している場合は、通訳者として音声を送れません。コンピューターオーディオに接続し直してもらいましょう。
音声が聞こえない
参加者から「音がまったく聞こえない」と問い合わせがあった場合は、通訳機能だけでなく、Zoom全体の音声設定も確認する必要があります。
次の順番で確認すると、原因を切り分けやすくなります。
聞きたい言語のチャンネルを選択しているか確認する
コンピューターオーディオまたはインターネット経由の音声に接続しているか確認する
Zoomで正しいスピーカーやヘッドホンが選ばれているか確認する
スピーカーテストを行い、テスト音が聞こえるか確認する
パソコンやスマートフォンの音量が小さくなっていないか確認する
Zoomにスピーカーやマイクを使用する権限が付与されているか確認する
Zoomアプリや端末を再起動する
Bluetoothイヤホンや外付けスピーカーを使用している場合は、接続が切れていたり、別の機器が出力先に選ばれていたりすることがあります。
一度接続を解除し、再設定する方法も効果的です。
通訳音声が二重に聞こえる
Zoomの同時通訳では、通訳チャンネルを選択しても、初期状態では登壇者のオリジナル音声が小さく流れる場合があります。
そのため、原音と通訳音声が重なり、二重に聞こえることがあります。
通訳音声だけを聞きたい場合は、参加者に「オリジナル音声をミュート」または「Mute Original Audio」を選択してもらいましょう。
同じ会場内で複数の端末からZoomに参加している場合は、スピーカーの音を別の端末のマイクが拾い、エコーや二重音声が発生することもあります。
会場では、次の対策が必要です。
参加端末ではイヤホンやヘッドホンを使用する
発言しない端末のマイクをミュートする
不要な端末ではZoomの音声に接続しない
会場スピーカーとマイクを離して配置する
また、動画や音楽などのコンピューター音声を画面共有している場合は、通訳音声と重なって聞こえることがあります。
映像を再生する予定がある場合は、リハーサルで音量のバランスを確認しましょう。
通訳音声が途切れる
通訳音声が途切れる場合は、誰に症状が起きているかを確認します。
特定の参加者だけで途切れる場合は、該当の参加者の通信環境や端末に原因がある可能性があります。
一方、多くの参加者から同時に同じ問い合わせが出ている場合は、通訳者や配信会場側の回線・機器を優先して確認しましょう。
主な対応方法は、次の通りです。
Wi-Fiから有線LANへ切り替える
通信状態のよい場所へ移動する
不要なアプリやブラウザのタブを閉じる
クラウドへのデータ同期や大容量ファイルの送受信を止める
USBマイクやヘッドホンを接続し直す
Zoomアプリや端末を再起動する
予備のパソコンやインターネット回線へ切り替える
通訳者の音声が途切れると、参加者全体に影響します。
そのため、通訳者と配信会場では、できるだけ有線LANを使用し、予備端末や予備回線も準備しておくと安心です。
言語選択をしているが、音声が聞こえない、またはオリジナルの音声のみ聞こえる
参加者が正しい言語を選択しているにもかかわらず、通訳音声が流れない場合は、通訳者側の設定や送信状態に問題がある可能性があります。
主な原因は、次の通りです。
ホストが通訳セッションを開始していない
通訳者が別の言語チャンネルを選んでいる
通訳者のマイクがミュートになっている
通訳者が電話回線で音声に接続している
通訳者が正しく割り当てられていない
参加者が別の言語チャンネルを選択している
通訳者や配信会場の通信環境が不安定になっている
問題が起きた場合は、次の順番で確認しましょう。
ホストが通訳セッションを開始しているか確認する
通訳者が正しい言語チャンネルに音声を送っているか確認する
通訳者のZoom上のマイクがミュートになっていないか確認する
パソコン側で正しいマイクが選択されているか確認する
通訳者がコンピューターオーディオで参加しているか確認する
参加者に聞きたい言語を選び直してもらう
通訳者と配信会場の通信状態を確認する
本番中に原因を一から探すと、復旧までに時間がかかります。
事前のリハーサルでは、通訳者が話した音声を参加者用の端末で実際に聞き、言語選択や原音ミュートまで含めて確認しましょう。
Zoom同時通訳で失敗しないための注意点

Zoomの同時通訳を安定して運用するには、機能を設定するだけでは十分ではありません。
通訳者が原音を正確に聞き取れる音声環境を整え、参加者が迷わず言語を切り替えられるように案内する必要があります。
特に注意したいポイントは、次の通りです。
音声環境を整える
本番前にリハーサルを行う
通訳者に資料や専門用語を事前共有する
参加者に言語チャンネルの切り替え方法を案内する
利用する通訳機能と字幕機能の違いを確認する
ここからは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
私たち株式会社LIFE.14は、国際カンファレンスや企業イベントにおいて、撮影・音響・オンライン配信を含むテクニカル支援を行っています。
Zoom同時通訳を利用するイベントでも、音声の流れや配信機器を確認し、安定した配信を行いやすい環境を整えます。
音声環境を整える
同時通訳では、通訳者が登壇者の声を正確に聞き取れることが重要です。
原音が聞き取りにくいと、通訳の遅れや聞き間違いにつながる可能性があります。
通訳者や登壇者の音声環境では、次の点を確認しましょう。
ノイズが入りにくいマイクやヘッドセットを使用する
できるだけ有線LANで接続する
周囲の会話や反響音が少ない場所から参加する
不要なアプリやブラウザを閉じる
Zoomで使用するマイクやスピーカーを正しく選択する
音声を使用するほかのアプリを終了する
パソコンに内蔵されたマイクは、周囲の音やキーボードの操作音まで拾うことがあります。
通訳者には、口元に近い位置で音声を拾えるヘッドセットや外付けマイクを用意すると、安定した音声を送りやすくなります。
本番前にリハーサルを行う
本番前には、実際に使用するアカウント、端末、回線、機材を使ってリハーサルを行いましょう。
主な確認項目は、次の通りです。
ホストの画面に通訳機能が表示されるか
通訳セッションを問題なく開始できるか
通訳者が正しいアカウントで参加できるか
通訳者に担当言語が正しく割り当てられているか
原音と各言語の通訳音声が聞こえるか
オリジナル音声のミュートが機能するか
画面共有した動画や音声が通訳を妨げないか
録画に必要な音声が保存されているか
通訳者が話していることをホスト側で確認するだけでは、十分とはいえません。
参加者用の端末も用意し、実際に言語チャンネルを選んで通訳音声を確認しましょう。
また、本番中にトラブルが発生した場合に備えて、通訳者と運営スタッフがZoom以外で連絡を取れる手段も決めておくことが大切です。
通訳者に資料や専門用語を事前共有する
通訳者には、登壇者が話す内容やイベントの流れがわかる資料を事前に共有しましょう。
主に共有しておきたい資料は、次の通りです。
登壇資料
進行台本
タイムスケジュール
登壇者の氏名や役職
想定される質問と回答
製品名やサービス名
専門用語や社内用語の一覧
専門用語、略語、固有名詞には、意味だけでなく読み方も記載します。
数値や単位、発表予定の商品名なども整理しておくと、聞き間違いや訳し漏れを防ぎやすくなります。
資料を更新した場合は、変更したページや箇所がわかるようにして再共有しましょう。
機密情報を含む場合は、閲覧できる人や共有方法、保存期間、イベント終了後の削除方法も決めておく必要があります。
参加者に言語チャンネルの切り替え方法を案内する
Zoomの同時通訳は、参加者が自分で聞きたい言語を選ぶ仕組みです。
通訳機能を開始しただけでは、自動的に全員へ通訳音声が流れるわけではありません。
参加者には、次の内容を案内しましょう。
「通訳」または「Interpretation」を開く方法
希望する言語の選び方
「オリジナル音声をミュート」を設定する方法
ボタンが見つからない場合に「詳細」や「More」を開くこと
電話回線ではなく、インターネット経由で音声に接続すること
パソコンとスマートフォンでは操作する場所が異なるため、それぞれの画面に合わせた案内を用意するとわかりやすくなります。
開催前の案内メールだけでなく、開始前の待機画面や冒頭のアナウンスでも操作方法を伝えましょう。
当日は、司会や進行担当とは別に、参加者からの操作に関する質問へ対応するスタッフを配置しておくとスムーズです。
利用する通訳機能と字幕機能の違いを確認する
Zoomには、人間による音声通訳のほか、翻訳した内容を文字で表示する翻訳字幕や、一部の対象アカウントで利用できるAI音声翻訳機能があります。
主な違いは、次の通りです。
機能 | 仕組み | 参加者への伝わり方 | 向いている場面 |
言語通訳 | 人間の通訳者が別の言語へ訳す | 通訳音声を聞く | ・国際会議 ・記者発表 ・専門的な企業イベント |
翻訳字幕 | 発言内容を自動で翻訳する | 画面上の文字を読む | 内容の概要を文字で確認したいイベント |
AIによる音声翻訳 | AIが音声を翻訳し、合成音声で再生する | 翻訳された音声を聞く | 対応言語で行う社内会議など、内容の概要を音声で把握したい場面 |
重要な発表や専門的な議論では、単に多言語へ変換できるかだけでなく、発言の意図や細かなニュアンスまで伝える必要があるかを検討しましょう。
また、音声通訳と翻訳字幕では、必要な契約や設定、参加者の操作方法が異なります。
どの機能を使用するのかを事前に決め、運営スタッフや参加者への案内を統一することが大切です。
LIFE.14が携わった同時通訳配信の事例

LIFE.14は、国際機関や大使館、企業などが開催するイベントにおいて、撮影や音響、オンライン配信を支援しています。
同時通訳や多言語配信に関する主な事例は、次の通りです。
Nordic Talks Japan 北欧・日本:サステイナブルな未来への対話
国境なき医師団のオンラインイベント「人道援助コングレス東京 2020」
ここからは、それぞれの事例について詳しく見ていきましょう。
Nordic Talks Japan 北欧・日本:サステイナブルな未来への対話

「Nordic Talks Japan 北欧・日本:サステイナブルな未来への対話」は、北欧諸国の大使館や関連機関が共催したイベントです。
LIFE.14は、会場での撮影とオンライン配信を担当しました。
イベントは、会場に登壇者や参加者を迎えながら、遠隔地にいるゲストをZoomでつなぐハイブリッド形式で開催されました。
英語と日本語の2言語に対応し、オンラインの登壇者は会場内のモニターに表示しました。
こうしたハイブリッドイベントでは、会場とオンラインの音声を正しくつなぐだけでなく、通訳音声や配信映像を含めた全体の流れを設計する必要があります。
会場の登壇者と遠隔の登壇者が自然に会話できるよう、映像・音響・配信をまとめて準備することが重要です。
国境なき医師団のオンラインイベント「人道援助コングレス東京 2020」

「人道援助コングレス東京 2020」は、国境なき医師団が開催したオンラインイベントです。
LIFE.14は撮影と配信を担当し、Zoomの同時通訳機能を使用して、英語と日本語の2言語で配信しました。
各国のゲストや国境なき医師団のメンバーが、それぞれの自宅やオフィスからZoomで参加し、英語と日本語の2言語で配信したオンラインイベントの事例です。
複数の国や地域から登壇者が参加する場合は、次の項目を登壇者ごとに確認する必要があります。
Zoomへ参加するアカウント
インターネット回線の安定性
使用するマイクやイヤホン
登壇者が聞く音声
通訳者へ送る原音
資料共有や画面表示の方法
トラブル発生時の連絡手段
専門性の高い内容を扱う国際イベントでは、Zoomの通訳機能を設定するだけでなく、登壇者や通訳者、運営スタッフを含めた事前リハーサルが欠かせません。
本事例は、海外からの登壇と日英同時通訳を組み合わせた、オンライン配信の事例です。
Zoom同時通訳が不安なら、LIFE.14へご相談ください!

Zoomの同時通訳をスムーズに実施するには、機能の設定だけでなく、通訳者の参加方法や音声の流れ、通信環境、参加者への案内まで含めて準備することが大切です。
準備が不十分なまま本番を迎えると、通訳者が正しく認識されない、参加者に通訳音声が届かない、音声が途切れるといったトラブルにつながる可能性があります。
私たち株式会社LIFE.14は、国際カンファレンスや企業イベントにおいて、撮影・音響・オンライン配信を含むテクニカル領域を支援しています。
Zoom同時通訳を利用するイベントについても、配信環境の設計からリハーサル、本番当日の技術対応までまとめてご相談いただけます。
Zoomの言語通訳機能の設定や音声環境、当日の運営体制に不安がある場合は、株式会社LIFE.14へお問い合わせください。 多言語・国際イベントの映像配信とテクニカルオペレーション|LIFE.14 inc. |♯ 国際 フォーラム イベント






















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