小規模で多言語のワーク環境をどう組み立てるか
- LIFE.14 inc

- 9月22日
- 読了時間: 7分
LIFE.14は今年で設立10周年を迎えました。この10年のあいだに、私たちの活動領域は大きく広がり、大使館や国際機関、外資系企業をはじめ、長年にわたり赤十字やさまざまなNGO・NPOへの技術サポートも続けてきました。単に企業として立ち続けるだけでなく、自分たちが得意とする領域で豊富な実績を積み重ね、お客様ごとの目的や課題に合わせて柔軟な解決策を提供してきたことが、私たちの誇りです。
多くのお客様は最初の打ち合わせの際に驚かれるのですが、実はLIFE.14は大規模な組織ではなく、軽量かつ機動力のある小さなチームです。メンバーの国籍は日本・フランス・アメリカ・中国と多様で、だからこそ日本語・英語・フランス語・中国語など複数言語でのサポートを行うことができます。こうしたチーム構成は日本の企業ではあまり見られず、私たちの状況はある意味「特殊」といえるかもしれません。
けれども、少人数かつ多国籍という特徴は、私たちにとって大きな強みでもあります。限られた人員でありながら、メンバーが複数の役割を担い、必要に応じて言語を切り替え、国際的な案件にスピーディに対応できる体制を整えています。情報共有も、常に日本語と英語で記録を残し、誰もが安心して同じ情報にアクセスできる仕組みを徹底しています。
こうした実践を通して私たちが学んだのは、特殊だからこそ発信できる知見があるということです。小規模でありながら多言語対応が求められる環境に置かれている他の企業や団体にとって、私たちの取り組みや経験はきっと参考になるはずです。LIFE.14はこれからも、自分たちならではの形で、国際的な現場に寄り添ったサポートを続けていきたいと考えています。

1. 創業からの方向性と理念
LIFE.14の多様性は、創業時点から自然に芽生えていました。社長はフランス出身、副社長は日本出身という異なる背景を持つ二人が会社を立ち上げた時点で、すでに国際的な視野が土台にありました。とはいえ、当初から明確な事業計画があったわけではありません。むしろ「自分たちに枠を設けない」という理念を大切にし、その姿勢が今日のLIFE.14の特色につながっています。

この「制限を設けない」という考え方は、人材の採用方針にも表れています。私たちは国籍を基準にせず、新卒や前職の経験が直接的に業務と結びつかない応募者であっても歓迎します。十分な研修制度を整え、新人が自分で工夫しながら成長していくことを支援する環境を大切にしてきました。そのため、時間をかけてじっくり力をつけたメンバーが、今ではチームの柱として活躍しています。

また、事業内容そのものも「制限を設けない」姿勢で広がってきました。創業初期、会社の規模が小さく案件数も限られていた頃は、会議写真や動画撮影、技術サポートといったコア業務に加え、製品カタログの撮影など専門性の高い案件も積極的に手がけてきました。さらに、現在では重要なサブブランドとなった「Hula Photo」や「LIFE Smile」といったプロジェクトも、この柔軟な姿勢から生まれたものです。
十年の歩みの中で築かれてきた「枠にとらわれない」理念こそが、LIFE.14の多様性を支える大きな原動力となっています。
2. 案件の性質とネットワーク
LIFE.14の仕事は、大使館や国際機関、外資系企業、そしてNGO・NPOといった国際色豊かな組織に支えられてきました。そうした現場では、日本語と英語の切り替えはもちろん、時にはフランス語や中国語での資料や案内も必要になります。案件の性質そのものが、多言語対応や異文化理解を前提としているため、私たちのチームは自然と多様性を育んでいくことになりました。
一つの案件が新しいご縁を呼び、さらに次のネットワークにつながるという循環もあります。例えば、ある大使館の文化イベントを担当したことがきっかけで国際商工会議所から依頼をいただいたり、赤十字社のプロジェクトで積み重ねてきた信頼が、別の医療系NGOの案件へと広がったりしました。小さなチームだからこそ、一つひとつの現場に誠実に向き合い、その積み重ねがやがて大きな信頼とネットワークにつながっていきました。
また、私たちが多国籍のチームだからこそ大切にしているのは「事前の確認と準備」です。言語や文化の背景が異なる分、理解のすれ違いが起きないように、イベント前には必ずお客様の要望を繰り返し確認し、必要に応じて複数回のリハーサルやトレーニングを行います。そうすることで現場での安心感を高め、国際的な舞台でも安定したパフォーマンスを発揮できるようにしています。

こうした案件の性質と誠実な準備、そして信頼の連鎖こそが、私たちが小さなチームでありながら国際級のプロジェクトに挑み続けられる理由なのです。
3. 小規模であることの強み
LIFE.14のもう一つの特徴は、「小規模だからこそ実現できる柔軟性」です。人数が限られている分、一人ひとりが複数の役割を担い、必要に応じて臨機応変に動ける体制が整っています。
例えば撮影担当のスタッフが、現場で通訳を兼ねることもあります。国際的なイベントでは、お客様が日本語と英語を使い分けながら指示を出す場面が少なくありません。そうした時に、その場で即座に言語を切り替え、カメラを回しながらお客様の要望を正確に理解し伝えることができるのは、小規模チームならではの機動力と信頼感につながります。

また営業担当が、企画提案やお客様との折衝に加えて、記事執筆や翻訳を行うことも珍しくありません。大規模な組織であれば役割分担が細かく決まっていますが、私たちは一人が複数の専門分野を横断することで、お客様にとっても窓口が一つにまとまり、スムーズなやり取りが可能になります。こうした「顔が見える」コミュニケーションは、信頼関係を築くうえで非常に大きな強みです。
さらに現場によっては、機材のセッティングを行ったスタッフが、そのまま進行管理やサポートを担当することもあります。小さなチームだからこそ役割の壁を低くし、現場全体を見渡しながら動ける体制を自然と作り出しているのです。

一人が複数の役割を担うことは決して簡単なことではありませんが、研修や日々の経験を通じて「できること」を少しずつ広げていくことで、結果として少人数でも国際的な案件を確実に回せるチームに成長することができました。小さな組織であることは制約でもありますが、その制約を逆手に取り「誰もがマルチに動けるチーム」となったことこそ、LIFE.14の大きな強みです。
4. 信頼の積み重ね
私たちが国際規模の案件を任せていただけるようになった背景には、何よりも「信頼の積み重ね」があります。最初から大きな案件を手がけていたわけではありません。小さな会議やセミナー撮影から始まり、一つひとつの現場に誠実に取り組み続ける中で、お客様から「次もお願いしたい」という声をいただき、少しずつ活動の幅が広がっていきました。

大使館や国際商工会議所などでの実績が、新しい案件への紹介につながり、赤十字社やNGOとの長年の協働が、医療・教育分野のイベントへと広がっていきました。その連鎖の中で築かれた人と人とのつながりこそが、LIFE.14を支える大きな財産です。
小規模でありながら多言語対応が可能な体制、柔軟に動けるチームワーク、そして誠実に積み重ねてきた信頼。そのすべてが合わさって、私たちは国際級のプロジェクトに挑み続けることができています。
これからもLIFE.14は、10年間で培った経験とネットワークを活かし、お客様の声に耳を傾けながら、小さなチームならではの敏捷性と多様性を強みに、より多くの現場で価値を届けていきたいと考えています。
これから迎える次の十年、LIFE.14はこれまで以上に、多様な企業や団体の皆さまを支え、安心して任せていただける存在でありたいと願っています。そして同時に、私たち自身も新しい出会いや協働を通じて成長し、より多くのパートナーと共に歩んでいきたいと考えています。
もし関連するご要望がございましたら、どうぞお気軽にLIFE.14までお声がけください。皆さまと共に、新しい可能性を広げていけることを心から楽しみにしています。
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